くらしのデザイン実習Ⅰ 学外研修[2] 栗駒山麓ジオパーク

10月23日(日)に、栗駒山麓ジオパークにて「くらしのデザイン実習Ⅰ」の学外研修を行いました。

ジオパークは人と地球のつながりの大切さを伝える活動として全国に広まっています。2022年現在、全国には46地域の日本ジオパークがあり、そのうち9地域はユネスコ世界ジオパークに認定されています。

2015年に日本ジオパークとなった栗駒山麓ジオパーク。
栗駒山麓ジオパークのエリア(栗原市)は、2008年6月18日に起こった「岩手・宮城内陸地震」では大きな被害を受けました。栗原市は、この被害や記憶を後世に伝え、教育や地域振興に活用する手段としてジオパーク活動に取り組んでいます。

学外研修では、ジオパーク活動に取り組む行政や地域の人々について学び、ビジターセンターでは栗駒山麓の豊かな自然や恵みを実感しました。
ジオパークでは、「地球の案内人」たるジオガイドの存在が欠かせません。今回は2名のジオガイドさんのアテンドで巨大地すべり地「荒砥沢」をはじめ、いくつかのサイトをめぐるジオツアーも体験しました。

壮大な大地の営みに思いをはせながら、地球や私たちの暮らしについて考える貴重な学外研修となりました。
(岸本)

栗駒山麓ジオパーク
https://www.kuriharacity.jp/geopark/

荒砥沢地すべり
座学研修の様子
見どころたっぷりのジオパークビジターセンター
荒砥沢地すべりを冠頭部から見学する
冷沢崩落地を見学
山岳信仰と関連が深い「行者滝」
学外研修参加者とジオガイドさん