現地を訪ね、向き合うこと(新潟)

季節は真冬ですが、秋頃のゼミ合宿の報告です。
我々のゼミでは、地域との関わり、都市の様相、施設の実態など広く扱っていますが、全員で課題を共有するためにゼミ合宿を実施しています。今回は新潟を中心に4年生、院生全員参加で実施しました。

新潟市では、はじめに青木淳氏設計の潟ミュージアムに向かいました。

スロープが印象の内部空間

続いて、新潟市を中心にまちづくりに関わっていてブラタモリでもお馴染みの野内氏に地形を手がかりとしたまちづくりについて「日和山五合目」にてレクチャーしていただきました。

日和山五合目

場所や拠点をどのように価値を共有し、展開するのか興味深いお話をしていただきました。

途中、アオーレ長岡にて施設見学

続いて、山古志地区に向かい新潟中越地震発災から20年を迎えた地域の状況を現地の方のお話を伺いながらヒアリングを実施しました。

山古志地区のできごとを伺う

小籠集落では、生活デザイン学科らしい地域の方々とのコミュニケーションを自発的に行なっている様子で、ゼミ生らも東日本大震災の状況とは異なる災害の実態と復興状況を理解できた様子でした。

夜は山古志地区のロッジに宿泊したのですが、なかなかの大きさの虫群に学生共々驚き、対処しながらも、楽しく過ごせた様です。協業体制もできた模様。

これからも学生とともに丁寧に向き合っていきます。

地域防災分野 畠山研究室

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