
やかまし村に行ってきました

6月27日に大学院の授業「福祉空間特論」にて、由利収先生が設計された認定こども園 やかまし村を見学させていただきました。
◾️やかまし村HP
https://yakamashimura-sendai.com
外観の落ち着いた印象とは全く逆で中に入ると子どもたちの賑やかな声が響きます。
中庭を中心に建物が配置されていますが、隙間空間がちょうど良い広さで存在することから、
子どもたちが各々の場所で多様な遊びを行っています。自由保育なので、決まった時間に何をするといったプログラムがなく、こどもたちは自分の遊びに好きなだけ集中できます。

さらに印象的だったのは保育室内の段差で遊ぶ子どもや柱に登る子どもたちの様子です。保育室内に段差があると転落の危険性など心配してしまいますが、ここでは学びの一部にしています。柱に登る子どもたちも慣れた様子で天井くらいの高さまで上がっていきます。建物が遊具みたいでとても楽しそうです。
子どもたちには自分たちで遊びを考えたり、職員と相談して小さな探求を行ったりしていて、保育所内に置かれているものはいつも変化します。とにかくなぜそうなのか?を追求しているようで、よく考える子どもたちに育っていきそうな環境だと感じました。





それ以外にも古いものと新しいものの融合、子どもたちと職員との関係、など挙げていくとキリがないくらい魅力的な子ども園でしたが、長くなるのでこのくらいで終わります。ご対応くださった子ども園の皆様ありがとうございました。このご縁を大切にしたいと感じました。

福祉空間分野 谷本研究室